「さかなのジョセフといじわるあんこう」

"Joseph and Bob, the nasty sea toad"


 


さかなのジョセフには、たったひとりの 
ともだちがいるのさ。




それは、いじわるアンコウのボブ。

 
これが、ボブ。






どうして、みんなが ボブのことを いじわるとよぶのか
ぼくは、しらない。














ボブとはじめてあったのは、
くらーい、くらーい、ふかーいうみで
みちにまよってしまったとき。


とおくのほうに、きいろく まあるい 
ひかりをみつけたのさ。










ぼくが ちかづいていくと 
その きいろい ひかりは 
とつぜん きえた。










でも、ぼくには すぐにわかったのさ。
それが アンコウのボブだって。


そのしょうこに ぼくが ボブ!ってよんだら
きいろいひかりが ちょっとおどろいたように
ぱちくり ひかったんだ。




                  
               











そして、ぼくたちは ともだちになった。







          

                           
                      







ボブの まあるい ひかりには 
たくさんの プランクトンたちも あつまってくる。


ああ、おいしそうな プランクトンだ。
ボブ、ありがとう、といって
プランクトンを ぱくつこうとすると、




                     









。。。。。






              

           

                   









さてさて、だから みんなは ボブのことを
いじわるって いうのかも しれないね。





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でも きっと ボブには ボブの じじょうが あるんだろう。






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おいしそうな プランクトンに ありつけなくったって


また、いっしょに あそぼうよ ボブ。




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おやすみ、ボブ。




(おしまい)










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